1人暮らしをしているときにありがたいのは、毎月親から送ってもらえる仕送りです。
まともに収入を得る手段がなかなかない場合には、仕送りに頼って生活をするということも多いでしょう。
人によっては、仕送りが少なくてなかなか厳しい状況で生活せざるをえないという人も多いはずです。
そこで今回は、仕送りが少なくて生活がキツいときの解決策について説明していきます。
親からの仕送りは平均どれぐらい?
そもそも親から送られてくる仕送りは、平均的にどれくらいの金額なのでしょうか。
今回はおもに学生をターゲットとして話を進めていきます。
マイナビが「仕送りの金額」について大学生にアンケートを行ったときの結果は以下のようになっています。
- ・1位:5万円
- ・2位:3万円
- ・3位:10万円
- ・4位:1万円
- ・5位:6万円
ちなみにこの金額の中には家賃支払いも含まれています。
そのため、10万円の仕送りをもらっているからといって必ずしもすべてを自分で利用できるわけではない、ということには注意が必要です。
仕送りでどれだけの範囲をまかなっているかでキツさも変わる
先ほどのアンケートでは家賃支払いも含めた金額が回答となっていました。
しかし、仕送りでどれだけの支出をまかなわなければならないかでも、キツさはだいぶ変わってきます。
1人暮らしをしたうえで大学までは電車やバスを利用しているのであれば、その分の定期代もかかります。
また、学科によっては教材費用でかなりのお金が飛んでいきます。
結局のところ「仕送りが少ない」という意見は、ほぼ「自分で自由にできるお金が少ない」と同じなので、そこをどのように解決していくかが重要となります。
自力で収入を増やして解決しよう!
自分で自由にできるお金を増やす方法にはおおまかに2つあり、そのうちの1つが「収入を増やす」ということです。
学生という立場で行える、収入を増やす方法について考えていきましょう。
アルバイトの種類・時間帯を変える
学生の主な収入源はアルバイトだと思いますが、アルバイトの選びかた・働きかたを変えるだけで収入を増やすことは可能です。
学生の本分は勉強であり働く時間を大幅に増やすことは難しいでしょう。
働く時間を変えないとすると、より時給の高いバイトを見つけるというのが1つの解決策となります。
たとえば時給が100円高いバイトに変えれば、月100時間働いているとして1万円の収入差となりますからね。
そんな簡単に新しいバイトは見つけられないというのであれば、同じバイト先でもより時給の高い時間帯で働くという方法が考えられます。
特に深夜の時間帯は時給が25%アップしていて、元々の時給が1,000円であれば深夜帯に働くだけで時給が250円アップすることになり、効果は絶大です。
生活リズムのこともありますし、そもそも深夜に長時間働けるようなバイトは限られてはいますが、可能であればぜひ検討してみましょう。
短期バイトで稼いでしのぐ
瞬間的にお金を増やしたいのであれば、短期バイトを利用してお金を稼ぐという方法も考えられます。
通常のバイトとは異なり1日単位で働くことができて、給料もその日のうちや翌日など比較的早いタイミングで受け取ることができます。
「まさに今お金が必要だ!」というときにはオススメです。
お金の必要に迫られているときではなくても、大学・専門学校や通常のバイトが休みの日を利用してスポット的に働くことで、金欠を解消できるでしょう。
ただし短期バイトの中には、1日単位で働けるものの、実際に給料をもらうことができるのは毎月決まった日にち、というようになっているところもあります。
すぐにお金が必要な場合には、バイトに応募するときに給料がいつ受け取れるのかを確認しておくほうがいいかもしれません。
カードローンで借り入れてしのぐ
正確には「収入」を増やしているわけではありませんが、「そのとき利用できるお金」を増やすというのであれば、カードローンの借り入れでしのぐという方法も考えられるでしょう。
カードローンは最短30分~1時間程度で借り入れできるので、その日のうちにお金が必要だという場合には特に重宝します。
ただし、お金は増えるもののそのお金はあくまで「借金」なので、返済しなければなりません。
返済できる当てがないのに、そのときお金が厳しいからという理由で利用してしまうと、結局返済するときにまたキツい状況になることは目に見えています。
緊急手段として利用することを否定するわけではありませんが、よく考えて利用しなければなりませんよ。
親からお金を借りるのはNG?大学生が自分のお金に責任を持つべき理由
支出を減らすことで解決しよう!
そしてもう1つの方法は、「支出を減らす」ということです。
収入を増やすということより大変ではないものの、努力や忍耐を必要とする方法が多くなっています。
外食を減らして自炊を増やす
1人暮らしの学生の支出で大きな割合を占めるのは、食費です。
特に外食の回数が多い人は、食費が大きな負担となっている可能性が非常に高いでしょう。
そこで、外食の頻度を少し減らしてその分自炊を増やすだけである程度の節約効果が得られます。
学生さんの中には自炊なんてしたことがないという人もいるかもしれませんが、これを機に自炊をしてみてはいかがでしょうか。
当初の目的である節約以外にも、料理の楽しさに目覚める可能性があるかもしれません。
外出する機会を減らす
家にいる限り、お金を使うことはほとんどありません。
そのため、休みの日には毎日遊びに出かけているというような人は、外出する機会を減らすだけで支出をグッと減らすことが可能です。
外出をしなければ外食をすることもないでしょうから、自然と自炊することも増えてさらに節約効果が期待できます。
つもり貯金を行う
「~をしたつもり」「~を買ったつもり」という「つもり貯金」を行えば、支出が減りさらに貯金も増える、といいこと尽くめです。
大きな出費のときに行うのは不向きですから、「ガムを買ったつもり」「1駅分電車に乗ったつもり」など、ちょっとした出費のときに行うのがいいでしょう。
ただし毎回「つもり」を行っていると、少しずつストレスは溜まってきます。
たまには「つもり」ではなく、本当に行ってあげるなどのバランスを取る必要があるでしょう。
親に無理も言いづらいですし自力で何とかすることが重要
仕送りが少ないからと言って、親に「もう少し追加してほしい」とはなかなか言いづらいですよね。
そのため自力で何とか解決すべきですが、解決方法を1つしか持っていなければいつか息切れしてしまいます。
収入を増やすにしろ支出を減らすにしろ、今回紹介した方法も参考にしていただきたいです。
いくつかの解決策を知っておくことで、最適な方法を選べるようになるでしょう。
「苦学生」という言葉もあるように、生活が厳しいのは学生の常ではありますが、アイデアで何とか乗り切っていきましょう!
さきほど説明したように、カードローンを上手に活用すれば、少ない仕送りをカバーできます。
プロミスやアイフルは、はじめて借りる人なら30日間利息0円ですから、返済負担を軽くすることもできますよ。
実質年率 | 借り入れ可能額 | 無利息期間 | 審査時間 | |
---|---|---|---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% | 1万円〜500万円 | 初回30日間無利息 | 最短30分 |
アイフル | 3.0%〜18.0% | 1,000円〜800万円 (一部ATMは1万円〜) | 最大30日間無利息 (はじめての方) | 最短30分 |
アコム | 3.0%〜18.0% | 1万円〜800万円 | 初回30日間無利息 | 最短30分 |
レイク | 4.5%~18.0% | 1万円〜500万円 | 30日間 or 180日間 (どちらか選択) | 申込後スグ画面に表示 |
SMBCモビット | 3.0%〜18.0% | 1万円〜800万円 | なし | 10秒で簡易審査結果表示 |